サバラン美味礼讃

19世紀フランスの美食家ブリア・サヴァランの名著「美味礼賛」には下記のような有名な一節。書くのも恥ずかしいほど有名な一節。

『どんなものを食べているか言ってごらん。君がどんな人か言い当ててみせよう』

そんな彼から名前をとったと言われるケーキ「サバラン」と「まるごとバナナ」が今日のおやつ黒磯駅前で買ったサバランは、あんずジャムが塗られ、甘さがあるのでラム酒の風味がマイルド

新宿伊勢丹の「ル サロン ジャック・ボリー」で食べた「サヴァラン」は目の前で洋酒を追い掛けしてくれて、その香りにうっとりした記憶があるけれど、もう10年くらい前じゃなかろうか。あれが何酒なのかも覚えていない。クラシックなサヴァラン、パリブレスト、オペラなんかを盛り合わせで食べたいぞ。

今日食べたのは「サヴァラン」じゃなくて「サバラン」。お家で家族と食べるサバランもうまいのだ。まるごとバナナはいわずもがな。