自家製あんこであんバタトースト。あんバタには大納言より普通小豆(4月14日製菓の部)

明日はあんバタトーストにするぞー!と意気込み、夕食後にあんこを炊く

小豆は浸水時間が不要なのでトータル1時間半もあれば炊きあがるし、その間実際に手を動かさなくてはいけない時間は10分くらいではなかろうか?イメージよりもらくちんである。(無論職人ともなれば大量のあんを厳密な手順で暑い工房で炊くので重労働極まりない)

100gで炊いたからか、盛大に豆が割れた。

煮ている間に小豆が顔を出すと割れやすいそうだ。その為、差し水が必要らしいが、鍋が薄いからかしょっちゅう差し水をした(けれど足りなかったようだ)。スタートから煮る水を増やしたほうがいいかな。

あんこはぜんざいを作ったあとに煮汁を除いて砂糖を加えて水分を飛ばして作る。なのでその工程で結局豆は崩れちゃうのだけれど、煮ているときに豆が割れると豆のなかのいろいろ取り除く方の煮汁に出ちゃうので割れちゃいけないのかな。と解釈。

amanoshokudo.jp

レシピはなかしましほさんのもの。でもあんこのレシピはどこもそう変わらない。砂糖の量と塩をいれるかどうか、くらいかな(今回は乾物豆に対して砂糖80%)だから、どの小豆と砂糖かがシンプルに出るわよね。

↓炊きあがり。f:id:voir-en-rose:20200413211805j:plain翌朝はあんバタトースト。夫にコーヒーを淹れてもらう。うまい…

バターは温かいトーストに溶かして染み込ませるよりも、柔らかいバターのままのミルキー感をあんこと供に味わうのが良いと実感。あんとバタの乗せ方を工夫したい。

あんこは炊きあがりに水分を飛ばしすぎた上に、大納言は豆のサイズが大きいので、パン馴染みが悪く、夫のパンの上の大納言はポロポロとお皿の上を縦横無尽に転がっていた。あんバタトーストには小豆炊いたあんこが良さそう(結論)

味はとっても美味しかったです。f:id:voir-en-rose:20200414084231j:plain豆は北海道大納言小豆。上品な味に感じた。今年に入ってスーパーPBの小豆も煮たけれど、やはり顔つきが違う。豆の色が違う(鮮やかな赤がきれい)。きれいに炊いたら鹿の子豆も作れるかな。

砂糖は最近気に入りのビート糖。砂糖が多くてもスッキリとした甘みになる。物足りないのとは違う、上品。きんぴらなどに使うのもお気に入り(単価が高いので道楽料理になるけれど…)

tomiz.com

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f:id:voir-en-rose:20200413210733j:plain左が煮たあとの豆の汁(ぜんざいの汁部分)、右は渋切りした汁(渋くて飲めない)。前者は多分栄養が多いはずだ。ポリフェノールとか。