松島を遊覧船でのんびりと

2日目はカーリングの決勝戦だったため(今となっては懐かしのオリンピック)、近くのカフェで観戦。の後、電車に乗って一路、松島へ。1時間ほど。仙台から松島までの道のりは仙台のベッドタウンのような道のりでマンションや住宅がひしめき合っていた。都会だなぁ。仙台。

松島といえば、京都の天橋立、広島の宮島とならぶ日本三景のひとつであり「松島や ああ松島や 松島や」が有名ですわね(絶景に言葉を失い、感嘆詩のような句になったそうな)。よく晴れたお天気のもとのんびりと空いている遊覧船に揺られていると、そのような句の気持ちも分かるのでした。少し離れたところにある宿、パレス松洲に泊まりました。仰々しくないアットホームなお宿。夜は宮城のおいしいもが食べられました(あわびに、海鮮鍋に、大好きな海老のお刺身に練り物)よく食べたよく食べた。そして、お昼の晴天から一転、雪が、吹雪が、松島の道々を白く覆っていくのでした。つづく。

仙台へ

日光に行ってきたんですけどね、その前の楽しい思い出も書き留めなくっちゃ。過日2月の下旬のこと。夫婦で好きなアーティスト、土岐麻子さんのライブへ行くためにはじめての宮城県仙台へ。那須塩原からちょうど1時間ほどで東京へ行くのと同じくらい。

ぶあつくてやわらかい牛タンをおいしくいただき(司西口店)、商店街をぶらぶらののち、伊達政宗公の霊廟(昔の豪華なお墓)である瑞鳳殿へ、お疲れの夫を宿にのこし「カズノリイケダ」でケーキを買って、舌鼓ののち、ライブへ。奥にあるのは曲がりネギ。地域柄の根腐れが起こらないようにわざと曲げて栽培するそう。存在すらそれまで知らなかった…。曲がるストレスでやわらかく甘くなるそうな。この商店街、どのお店もやたらプライスカードに手が込んでいた。立体的な数字。ところで、私は歴史に全く明るくなく時系列が頭に入っていない。が、仙台の瑞鳳殿とリアルタイムで行ったばかりの日光東照宮が近い時代の建物なんだろうな、とはさすがに分かる。ビビットな色彩で手が込んだ装飾。第一「霊廟」を作る時代というのは短かったようだ。好きな時代。桃山文化(南蛮文化)の流れを汲んだ「寛永文化」なんだとな。と調べていたら「東照宮は悪趣味で日本的美意識から外れている」という意見もあるんだそうな。その対極と言われるのが京都の桂離宮とな。行ってみたい。

カズノリイケダは仙台の洋菓子店。ふるさと納税で焼き菓子を頼んで美味しかったので訪問が楽しみだった。サダハルアオキ出身のシェフなのでフルーツケーキを楽しみにしていた(フルーツケーキは青木氏が自身のお店を開いたきっかけのスペシャリテ)中力粉か?強力粉か?強めの生地にたくさんのフルーツ。個々のフルーツではなく洋酒でまとめた味で大人味だった。

ライブはトワイライトというアルバムや過去の歌からも。好きな「Valentine」や「チョコレートコスモス」が聞けてうれしい。生歌はいいなぁ。じんとした。夫と今年もライブに来られてうれしい。土岐さん、私が好きになったときは今の私と同じくらいの年齢だったのだろうか。今彼女はアラフィフなわけで、ファン層もアラフィフで、意外と男性が多く、ちょっとほのぼのとした気持ちになる。夕飯はMCの話題にのぼった「せり鍋」青菜の根っこのおいしさ。写真のとおり根が長い。2003年ころから「せりの根っこおいしい!」と気がついた農家の三浦さんがせり鍋という食べ方を提案しはじめたのだとか…根っこの土を落とすのは大変だから家庭でなく飲食店向けに売ることにしたというエピソードが印象的。せり鍋興味があったけど、渋いメニューなので「夫興味無さそうだな」と思っていたが、MCで話してくれたおかげで夫も興味をもち食べられてよかった。後日、福島の白河に遊びに行ったときにせりが売っていたので自宅でもせり鍋を楽しんだりして。

そんな一日目。仙台駅近くにご宿泊。

春のはじまり。

f:id:voir-en-rose:20220409113603j:image日記全然書いてなかった…自分のための日記。

2月の終わりに仙台・松島に行って、その下書きも残っているのだけど、とりあえず置いておこう。

わたしは、1ヶ月くらい前から新しく薬をのんでおり、体調は良くなったけど、気管支の調子はすこぶる悪い。タン絡みお化け。よくなる過程の悪さじゃないか。と先生。だといいなぁ。

 

今日まで帰省していた。実家の父は2〜3年前の手術後の合併症などで体がお疲れ気味でそれに伴い、ちょっと心もお疲れ気味。病は心も荒ませるものだ。f:id:voir-en-rose:20220409113632j:image

父に対して「病気だからって…」とは全く思わず、「仕方ない」の言葉しか浮かばない。だって食べたいものも飲みたいものもうまく摂取できず、うまく眠れず、体を動かしても休めても痛いのだ。

山ほど買ってくるお菓子を喜んで食べたり、山ほど送ってくれるお菓子を喜んで受け取るくらいのことしかできない。

 

先日、父の主治医に会う機会があり「お父さまは慢性の低栄養になってしまって体も限界。ゆっくり治しましょう。元気にすたすた歩けるように」って言葉をかけてくれて、今まで父からしか先生の話聞かなかったから(父はほぼ情報をくれない…!)『先生、分かってくれてありがとう!』ってなんかうるっときちゃったよ。そう、父頑張ってたよね。

なかなか納得いく治療・先生・病院に会えなかったみたいだけど、方々巡ってよかったね。わたしもそうだけど、病院選び、難しいし、面倒だし、変更するのは腰が重いし。悩むし。

 

両親は70歳ごろになるが、細々ながらまだ働いておる。けど、父はしばらくはゆっくりしてくれるみたいなのでちょっと安心。

わたしは丁度半分35歳。健康に留意を重ね生きたい。といいつつ、わたしはコレステロール値があかん。バター、生クリーム、チーズ…はぁ。身に覚えしかない。

久しぶりの日記がなんじゃこりゃ、だが、わたしは元気です。f:id:voir-en-rose:20220409113850j:imageこれはコレステロールのかたまり。