〜ミャンマー インレー湖で街歩き〜丘の上のワイナリーでミャンマーワイン

インレー湖観光の翌日はひとりレンタサイクルを借りてワインカーブ「Red mountain estate vineyard」へ。http://www.redmountain-estate.com

インレー湖の繁華街から2〜3kmですが、舗装されていない道も多いのでタイヤが太めでないと大変。ワイナリーの門から先は急な坂なので、自転車を置いて100mほど歩きました。

世界各地のワイナリーで働いてみたフランス人が立ち上げて、フランスなどからぶどうを移して作っているそうです。他の東南アジアからミャンマーに入ると標高の高い場所もあり昼夜の寒暖差が大きく、季節も少し感じられるのでなるほどワイン向けのぶどうが育ちそうだというのは体感できます。ぶどうの木もすくすく気持ち良さそうでした。

ワイナリー内も見学できました。オールステンレスで少し無機質で恐らく終始システマチックに温度管理していることでしょう。これを見るとナチュラルワインが恋しくなりました。(湿度高そうだしたぶんミャンマーでは難しいのでしょう)。

↑ワイナリーの人が味をチェックしていた。生産者を見ると、さっきまで無機質に感じていたワインたちが、ぐっと有機的なものに感じます。

テイスティング(試飲)は決められた4種類が350円ほど。好きなものもあれば苦手なテイストもありましたが、食事と合わせず、ワインだけを飲めばそんなものかもしれません。ちなみにここのワイナリーはGoogle mapでの評価はそんなに良くないのですが…とある土地の、とあるぶどうで作ったワインを、とある言葉で表現していて…と、取り巻く諸々ごと飲むと自分としてはとても愉しい時間でした。(トレッキングで一緒になったフランス人のムッシューはお土産に1本買ったと言っていたし、嗜好品は本当に好き好きだと思います。)

後日「Aythaya」という孔雀のマークのミャンマーワインもヤンゴンの空港で飲みました。こちらもインレー湖から行ける場所にワイナリーがあります。Google mapでの評価はこちらの方が高いので期待して飲みましたが、白も赤もかなり野性的な味で個人的には苦手でした。東欧ワインに近いパワフルな味×樽の味だったので、かなりクセのある食べ物じゃないと合わないのでは?とまぁ、これもワインだけ飲んでるので食べ物と合わせるとまた違った美味しさになることでしょう。

↑シャン族の料理の盛り合わせ

 

そもそもミャンマー料理がワインと合うとは思えないので、旅行者や富裕層向けのフレンチやイタリアン、ホテルに卸しているのかしら。ニッチな線だけど、ワインが好きなら思わず試してみたくなるので商売としては成功なのでしょう。なんだか性格の悪いエントリーになってしまいましたが、楽しい時間でございました。