ワインの味わい

先日友達と「Vin nature ヴァンナチュール」とオーガニックワインは何が違うのかとの話になった。

簡単にいえば、オーガニックワインのほうが定義が広い。ナチュールはそのなかのひとつ。

ブドウ作りでの添加物、ワイン造りでの添加物の状況で決まる。

全部使わないとナチュールワインと呼ばれるが、それがが良いかというと、別問題。

それはもう生き物生鮮食品になる。

ビンの中で生きたワイン。

だから、品質は一定じゃない。愉しいけれど玄人向け。

(日本酒でいえば合鴨農法で米を作り、生酒として瓶詰め、火入れなしといったところ?)

 

1年前から赤坂見附の「オーガニックワインマヴィ」で世界のワイン講座を受講している。

習い始めは上記のことがわかっておらず、ナチュールの講座だと思い込み通っていた。

「オーガニックワイン」なので、少量の酸化防止剤を使って品質を安定させたものが多い。

品質は安定しているけど味に、作りにごまかしがないし、その土地らしい味造りをしたワインが多い。

(売れる味を意識するのではなく、気候を生かした味わいが主軸)

 

通って変わったこととして、やっぱりフランスワインは美味しい。という気分になった。

価格の割にしっかりと美味しいチリとかオーストラリアももちろんあるし、イタリア・スペインの「らしい」ワインも魅力的。

これから世界各地で色んなワインを飲んでみたい!と思う一方、香りや味の繊細さ・は他の国と別次元に感じる。

気候や土地に恵まれ、生産者がたくさんあって、市場に期待されての所以でしょうか。

 

でもまぁ、講座では料理と一緒ではなく、ワイン単体で飲むので、その土地の気候で、何処かの国のワインと何処かの国の食堂ごはんがとてつもなく相性が良くて美味しいということも勿論たくさんあるんだろうな。

オーガニックワインはいったいどれだけの国が生産しているのかしら。