〜インド アレッピーでバックウォーター船の旅〜小船にゆられケララの自然な暮らしをのぞく

旅行中は夫が行く先々の地球の歩き方Kindleに入れてくれるのですが、インド編を見て「これは凄く行きたい!」と思ったのがこのバックウォーター(=水郷地帯)のクルーズ旅でした。「これ、インド?」というのがそのページを見た時の感想です。コチからバスで行こうと思ったもののアクセスが不便だったのでUberで。所要2時間2,000円ほどでアレッピーへ。ネットで予約したボート主とコンタクトを取り早速ボートに乗り込みます。船に乗るのは船長さん、コックさん、コックさん見習いと私たちの5人。オホホ、プライベートシェフですよ〜(今日だけ)

午前中に乗船しお昼ごはんの時間が来るまではボートの二階のバルコニーのようなところで風を受けながらただひたすら小川を、湖を、そばで暮らす人々を眺めていました。水草が、ココナッツの木が風に揺れ本当にのんびりとした良いところです。お昼ごはんはケララミールス!(ケララは地方の名前なので「九州名物めんたいこ定食!」みたいな。めんたいこは余計ですが)野菜がたっぷり・メニューもたくさん!スパイスの効いたデリごはんのような味わい&見た目でお腹も心も大満足でした。

それからまたしばらく船旅です。貸切の小さな船だったので好きな音楽を聴きながらのんびりと。途中船でアイスを売りに来るおじさんがいておやつを食べたり、下船して海老を買いに行ったりしました。夕方には港の近くに停泊。近くの家々の前で挨拶したり、夕日を眺めたり。川沿いではお母さんたちが一本釣りでその日の夕ご飯を調達していたり、連れ立って水浴びに行ったり、その川で洗濯していたり。川沿いに住まう皆さんの暮らしが目の前に見られて貴重な体験でした。夕飯には買った海老とチキンカレーをいただきそのまま一泊。

朝目覚めると船内の窓から本当に美しいオレンジ色が見えました。日の出です。身支度をして夫と外に出たら、一瞬の美しい時は終わってしまっていたのですが、それでもあのオレンジの美しさは目に残っています。その後朝ごはんにプーリ(薄い揚げパン)を食べて、少しクルーズしたら次の目的地トリヴァンドラムに到着!!とずっと思って予約したんですが、出発地のアレッピーに戻る船路でした…勘違いしていた…オンラインでトリヴァンドラムまでのバス切符を予約し事なきを得たのでした。夫よ責めないでくれてありがとう。今振り返ってブログを書いていても「あの時間に戻りたいなぁ」と思うひと時なのでした。

*乗船するボートを到着当日に予約するのは不安だな、との思いで事前予約したけれど、たくさんのボートが停泊していたし、現物を見てその場でボート(会社)を決めるのもいいなと今となっては思いました(地球の歩き方にもそのように書いてある)

*一泊貸切ツアー楽しかったけれど、数時間の乗合い船だととても安価である模様。「バックウォーターの旅」自体がプライスレスで素敵なのでそういった旅もいいかもしれません。

以下は写真コレクションです〜

インドは人懐こい人が多い

川で洗濯するおかあさん

マンゴー。グリーンマンゴーはカレーやチャツネ(福神漬的な)に酸味のある具材として使われます。

ケララ(この地方の名前)の男たちは布の腰巻を纏う人が多い。上にシャツを着ている人がほとんどだが、作業中は着ないのかな? ↓お風呂はこのとおり

ケララのお米はインドのお米として想像する細長いものではなく、丸っこい。ジャポニカ寄りだけど、それだけで食べることはあまり想定されていないのかうまみはそんなにない。

クミン入りバナナフリットのおやつも出してもらいました。ハイデラバードで買ってもらったインド式ジャラジャラブレスレットwith夫の手

アレッピーのクルーズ水路沿いに泊まるのも気持ちが良さそうだった。