〜マレーシア マラッカ街歩き〜 混乱の旧市街と聖なるモスク〜

シンガポールからバスで5時間ほど走り(途中、出入国のラグを1時間ほど含む)、マレーシアの古都港町のマラッカへ。

古都として世界遺産にもなっています。

f:id:voir-en-rose:20191009233510j:image


15世紀のマラッカは東西貿易の交易点としてインド、アラブ、中国、などから沢山の人や物が行き交っていたとか。

その立地の良さから、ポルトガル、オランダ、イギリスと数多の国が植民地に欲しがった。

マレーシア特有の多民族文化だけでなく、多くの植民地の歴史もあり、色々な景色を見せてくれる街であります。


マラッカ王国はマレーシアの前身なので、「マラッカを知ることはマレーシアを知ること」と言われているとか。


中心地に近いレジデンスに3泊。マレーシアの物価は日本の1/4程と言われているそうで、シンガポールと比べて日々の生活費がぐっと手頃に。

 

お昼はインド料理。

テーブルにバナナリーフを乗せ、次々と食べ物を盛り付けてくれます。

 

マレーシアもシンガポール同様に多民族国家

民族はマレー系(65%)、中華系(24%)、インド系(8% *全ておおよそ)が多くを占める。(食事屋さんもその3か国のどれかがほとんど)

 

マレーシアのローカルなお店は、食べ物と飲み物が別会計(別の担当者で別のふところ)になっているところが多く、毎回飲み物を頼む。(とは言え、日本円で50〜100円強くらい)


その後、中心地をぶらついて、裏通りの古寂れた雰囲気と表通りの観光地感を味わいます。

f:id:voir-en-rose:20191009233225j:image

↑古いヨーロッパ感のある街並みにミスマッチな、東南アジア感のあるなんとも言えない賑やかし。

 

その後、新興住宅地(=ゴーストタウンとも言う)を通って……

海沿いのモスクへ行きました。

 

サンセットから、日が落ちてライトアップされるまでたっぷりと鑑賞。

f:id:voir-en-rose:20191009233309j:image


郊外なので、毎日来ている方は少ないかもしれないけれど、ここで夕日を見てお祈りをするのはとても清らかで気持ちが良さそうだなぁと思いました。

サンセットで1日をハワイの人(イメージ)もこんな感じなのかしら。


一方写真を撮りまくる他宗教の我々アジア欧米の皆様(我々を含む)。俗です。俗。

夜は近くのチャイナタウンの夜市をめぐりました。(ここも大賑わい)

↑たっぷりマンゴーの具沢山スムージー。120円くらい。


翌日も周りを街歩き。

インド料理の次は、朝ごはんは中華。優しいにゅうめんのような。

可愛い地方特色ある食器などながめつつ。

 

夜はちょっとおしゃれなニョニャ料理のお店へ。

ニョニャ=プラナカンとも言いますが、マレーと中華のフュージョン文化で、多民族国家マレーシアやシンガポール独自のもの。

ラクサやナシレマ。青いご飯は、日本でも流行ってるバタフライピーの色なのかな?とてもベーシックのようでよく見かけた。

f:id:voir-en-rose:20191009233626j:image
f:id:voir-en-rose:20191009233637j:image

↑デザート(だいたいココナッツと餅の味や食感のものが多い)

 

写真のデザートは割と落ち着いた色だけど、こちらの郷土菓子(日本の和菓子のような?)もカラフル。日本の落雁金平糖だったり、フランスのマカロンアメリカのM&Msを思えばうなずけるのかな。(比較に無理がある気もするが)

お店の方が日本語を勉強しているとかで、会話を楽しみました。

 

マラッカは田舎の観光地という感じ。

バックパッカーや欧米・中国からの旅行者もよく見かけます。Grab(配車アプリ*タクシーのようなもの)の運転手さんもフレンドリー。

ただ、少し観光地から外れると「我々のカメラ狙われてる?!」という目つきに遭遇したりもして、身を引き締めるのでした。

 

シンガポール、マレーシアと治安の良い国から旅をはじめているので、徐々に対策を練りつつ楽しめると良いなと思います。