箱根で2周年+3日 〜富士屋ホテルでランチ編〜
2日目はいつもどおり5時頃の起床。お部屋のお風呂に浸かって、大浴場&マッサージチェアを楽しんでから朝ごはん。チェックアウトは12時なのでのんびり夫妻には好都合。お部屋のお風呂に入ったり、本を読んだり、写真を撮ったり満喫。
なかなかの豪雨で霧も立ち込める箱根。緑の景色を楽しみました。
チェックアウト後はほど近い富士屋ホテルへ。クラシックホテル大好物なので嬉しい訪問!20代の頃近くを通ったときは、泊まらない者が入ってもいいのか何なのかよく分からず、興味はありながらも前を横切ったものでした…
レストラン・カスケードでランチを。夫が仲良しの友人とカレーを食べたという思い出話をよく聞いていたので、ようやく自分も来られて嬉しさ2倍3倍。コンソメスープとビーフカレー・オムライスに舌鼓。その後ホテルのショップでレシピ本を拝見したのですが、当たり前ではありますが、とても家庭で真似などできるものではありませんでした。(コンソメは10人前で牛スネやら鶏首やらが数キロ単位。そしてカレーにはそのコンソメを使うのでした。無理無理。)
少し前にヨコハマのホテルニューグランドでナポリタンを食べたときにも感じたけれど、「塩気は薄いのに味は濃い」のです。これは原材料が贅沢でないと無理なのです。うまみが豊富だから可能なのです。「塩梅」という言葉がありますけども、これはうまみの濃度によっても変わるのだと実感した次第であります。贅沢ですね。コンソメスープは黄金色に澄み渡り、これは卵白でアクをとっているようです。しかしこの色は如何にして。人参は多少入っているようだけど…
↑家庭で本気でコンソメを作った酔狂(ご自身でそう書いていらっしゃる)な内容。とってもわかりやすい。
ビーフカレーは欧風とスパイスカレーの最高の折衷という感じで、スパイスの薫り高さとココナッツやバターの優しさとコンソメのコクとが全部がちゃんと調和してて最高のバランスでありました…
オムライスのトマトライスはチャーハンのように粒立ちが最高で一粒一粒がパラパラ。デミグラスは香ばしく…
ランチのあとは敷地内散策。改修が終わって1年ほどのようで、新旧入り交じった館内や庭園は見ていてとても気持ちがよく、オリエンタルで贅沢な空間にうっとり。大満足で横浜に帰りましたとさ。1人では見なかった・味わわなかった・聞かなかった色々。夫に感謝を。また1年、ケンカする時も仲良しなときも、調子のいい時も悪い時もあるけれど、何卒よろしくおねがいいたします。昔のホテルのカード、、、最高にかわいい。